裏の顔その1:自身は高度医療を受けていた
マザー・テレサは、多額の寄付金があったにも関わらず、救済した人々には特段の治療を施さなかったと言われています。しかし、晩年に自分が心臓の病気になった際にはアメリカへ渡って高度医療を受けており、ペースメーカーも使用していたということです。
裏の顔その2:修道院での人身売買で修道女が逮捕
2018年7月、インド東部で未婚の女性たちが産んだ赤子を「神と愛の宣教者会」の関係者が人身売買したとして逮捕される事件が起こりました。この行為は施設内で行われ、赤子は約19万円で取引されたと言います。
マザー・テレサの没後の話ではありますが、もしもずっと以前からこのような行為が繰り返されてきたのだとしたら怖ろしいことです。
裏の顔その3:多額の寄付金をバチカンに横流し
マザー・テレサは、カトリック教会の総本山であるバチカンに多額の献金をしていたことが明らかになっています。生前から活動に対して何かと優遇を受けていたのも、没後30年を待たず20年で「聖人」の称号を与えられたのも、多額の献金ゆえかも知れません。
裏の顔その4:ヨハネ・パウロ1世暗殺の容疑者との癒着
1978年9月、ローマ教皇ヨハネ・パウロ1世が在位わずか33日で帰天(逝去)しました。ここには数々の情報操作や闇があると言われ、バチカン内部の人間が暗殺したという説があります。
その主犯格と疑われる一人、ロッジP2のジェッリ代表が、マザー・テレサと親しい関係だったと言われているのです。
マザー・テレサ本人が暗殺計画に関わっていたかどうかは定かではありませんが、少なくともマザー・テレサにはヨハネ・パウロ1世と相容れない部分があります。
ヨハネ・パウロ1世は避妊を認める方針を掲げようとしていたのに対し、マザー・テレサは避妊禁止の方針を持っていた点です。前述した人身売買にも関わってくる理由ゆえかも知れません。
まとめ
現在では聖テレサとも呼ばれ、世界中で愛される偉人となったマザー・テレサの裏の顔を知ると、にわかには信じがたいという気持ちになるかも知れません。
こと人身売買に関しては、「愛と献身の聖人」とも言われる彼女が関係しているとは到底思えないと感じるのも当然でしょう。しかし奇妙なのは、今回ご紹介したマザー・テレサの闇や裏の顔についての話が、多方面から出てきている点です。
果たして、どこまでが真実なのでしょうか。