アポロ計画の真実!月にロケットを飛ばす必要がなくなった理由はテレポート技術の進化が関係している?
1.アポロ計画はいつどのように終わった?
「アポロ計画」はNASA(アメリカ航空宇宙局)が行った月への有人宇宙飛行プロジェクトで、1961年に始まり1972年に終わりました。
人類が有人宇宙船に搭乗し初めて地球外の天体に到達したことは、宇宙開発の進歩に貢献しただけでなく、人類の歴史において多大なる功績をもたらしたのです。
月から採集した「月の石」が万博で公開されたり、宇宙飛行士たちの撮った写真が大々的に発表されたりと当時は世界中で大盛り上がりとなりました。
ちなみに、この時代は米ソ間で宇宙開発競争が激しく、ソ連が先に有人宇宙飛行を成功させていたこともありアメリカはどうしても先に月に到達したかったようです。
アポロ計画では1969年7月16日、アポロ11号が月面着陸を成功させたのち、計6回にわたる月面着陸が成功し、様々な探査が行われました。
1972年のアポロ17号を最後にアポロ計画は完了し、以後50年以上、人類は月に足を踏み入れていません。
2.人類が月にロケットを飛ばさなくなった理由
実は宇宙開発事業の中でいちばんお金がかかるのが有人探査だと言われています。さらに、人類が月に行った時代は前述のとおり米ソ間で宇宙開発競争が盛んでした。この当時、アメリカがアポロ計画にかけた予算は無制限だったと言われています。
アポロ計画において多大なる功績をあげたこともあり、国として少なからず満足したという理由もあったのでしょう。宇宙開発においての国からの予算は以後減少し、月に再度ロケットを飛ばせるほどお金をかけられる状況ではなくなったのです。
実際、アポロ計画に費やした予算は現在の価値で約1200億ドル(約13兆3000万円)にものぼると言われています。2022年度のNASAの予算は248億ドル(約2.7兆円)となっていますから、アポロ計画が、いかに桁外れの事業であったか想像するのは容易いでしょう。
アポロ計画終了後
アポロ計画以降、コストカットの必要に迫られたNASAですが、月面探査の技術を応用して「スカイラブ計画(国際宇宙ステーションの設置)」と「アポロ・ソユーズ計画(米ソ共同開発事業)」を実現させています。
アポロ宇宙船が使用されたのは、アポロ・ソユーズ計画が最後です。
3.アポロ計画には続きがあった?
公表されている記録によれば、アポロ計画はたしかに1972年のアポロ17号が最後のはずでした。しかし、この時点で既に18号・19号までのロケットを飛ばす費用と人員をおさえていたという話があります。
予算削減を名目に終わったとされているアポロ計画ですが、なんと極秘ミッション遂行のために秘密裏に計画が続行されていたというのです。
一説によればアポロ15号探査の際、月の裏側に宇宙船を発見したとされており、さらにアポロ17号においては月の裏側で「世界に衝撃を与えかねないショッキングな何か」を目撃してしまったのだと言います。
そのため、NASAとアメリカは月の真実を公表することを控えたのかも知れません。
元NASA職員のウィリアム・ラドリッジ氏によれば少なくともアポロ20号までは極秘裏にミッションが行われ、彼は2回、月へのミッションに挑んだそうです。そこでは、月の裏側に超巨大宇宙船と2人のミイラ(うちひとりは「月のモナリザ」と命名)に遭遇したと言います。
さらに月のモナリザは現在、地球で生きているというから驚きです。150万年ものあいだ月で仮死状態であったことをふまえると、彼女の正体がより一層、気になります。
この話が真実であるならば、宇宙ロケットはアポロ計画の終了後にも極秘裏に月に飛ばされ続けていたと言えるでしょう。
4.テレポート技術の発達から見える未来
これまでSF映画やアニメの中の世界として捉えられてきた瞬間移動・空間移動「テレポート」について、ひとつおもしろい話があります。
実は量子レベルでのテレポーテーションは1998年には実験成功していたというのです。さらに言うと、このテレポート技術の開発者は日本人であり、東大の古澤明博士によって実験が行われました。
量子テレポーテーションにおいては、「量子もつれ」を意図的に発生させてテレポートをするのだそうです。
例えば、量子Aと量子Bのあいだに、量子Cを置くとしてこの量子CはAとBの双方の情報を持っているとしましょう。(共通の知人のようなイメージです)
量子Aを量子Cにぶつけると3者間で量子もつれが生じ、量子Aの情報が量子Bに伝導されます。すると量子Bは、量子Aの情報をコピーした新たな量子Bという形になるのです。(それまでBであったものが突然Aに乗っ取られるイメージになります)
この量子テレポーテーションは、現段階においては量子レベルの細かいものしか移動できませんが、将来的に人間サイズのものまで移動できるようになるかも知れません。
もしもテレポート技術が順調に発展を遂げて、人類の月へのテレポートが可能になったとしたなら、地球から月まで1秒足らずで移動できると言われています。
こうなると、宇宙ロケットを飛ばす必要性はなくなるでしょう。
5.人類は再び月を目指している
2022年11月に本格始動した「アルテミス計画」というものがあります。
月の女神の名をとったこの計画は、NASA主導となる米民間企業がアメリカ政府の出資のもと実行される「月面基地建設・月での経済基盤構築」を目標に掲げているのです。
アルテミス計画は1年間隔での数段階に及ぶ長いスパンで実施するもので、第一段階は既に終え、次は2024年にアルテミス2号が出発する予定となっています。
このアルテミス計画は、月面基地の構築が目的となっているのですが、その後火星探査にも応用される予定だそうです。火星への移住がいよいよ現実味を帯びて来るかも知れませんね。
6.まとめ
量子テレポーテーション技術は既に成功したことは前述しました。あとはそのサイズを徐々に大きくしていくことが出来れば将来的に月や火星へのテレポーテーションも可能になるかも知れません。
ではなぜ今、再び月へ、そして火星に直接向かおうとしているのか…それはテレポーテーションの出口を設置するためではないでしょうか。
アルテミス計画は月に基地を建設するのが目的とされていますが、アポロ計画において既に何らかのポイントを設置済みだと考えると、どうでしょう。出口ゲートを広げることも目的のひとつにあるのかも知れません。
一説によれば人類が再び月を目指すのは「地球に危機が迫っているから」と言われています。将来的に、選ばれし人類のみが月へ避難するような事態が訪れるかも知れませんね。
さらに言えば今後、人類が火星に行こうとしているのは火星にも中継ポイントを設置するためという可能性もありえます。(人類を移住させるのにはロケットに乗せるよりテレポートさせた方が早そうです)
オバマ元大統領が関与していたとされる「プロジェクト・ペガサス」を事実とみるなら、過去に火星に設置したテレポートポイントに、何らかのテコ入れが必要になったの知れません。