日本の裏天皇?安岡正篤について | 細木数子の旦那という話も…
日本の裏天皇をご存知でしょうか。彼の名は安岡正篤。占い師である故・細木数子の旦那だったという話もあるとか…。一体、彼は何者なのでしょうか?本記事では安岡正篤について追求していきます。
結社「八咫烏」の指導者の通称
古代氏族の一部が日本における神道、陰陽道、宮中祭祀を裏で仕切っているとされる結社「八咫烏陰陽道」では、組織のトップを「裏天皇」という別名で呼ばれています。組織には「大鳥」と称される指導者が3人おり、三位一体で「金鵄」と呼ばれることも。金鵄の3名と裏天皇は同一とされる説と、別とされる説の両方が存在しますが、詳しい事については分かっておりません。
~明治時代
八咫烏は京都御所で天皇や内廷皇族の食事や掃除、湯浴みなどの世話を引き受けていたそうです。また、天皇に危険が及ぶ場合、あらかじめ決められた極秘の道に従って神社や寺などを点々とし、最終的に天皇を奈良吉野に逃がす役割を八咫烏が担っていました。この間、滞在する神社や寺の主はすべて八咫烏の構成委員またはその血族で固められていたとされています。
明治~現代
明治以降、天皇が国家元首になり、儀礼的な外交や民間の行事にも参加するようになりました。そのため、以前ほど神事を執り行う余裕がなくなってしまったため、現在の秘密結社である八咫烏の主な任務は、天皇の代わりに神事を執り行うこととなりました。こうした八咫烏の「天皇を裏から導く」という行動により「裏天皇」という言葉が出来たものだと推察されます。
「八咫烏」のメンバーは?
そんな「八咫烏」は、3人の「大鳥」と、その下に12人の「十二鳥」、そして数十人のその他のメンバーの総勢70名ほどで構成されていると言われています。血縁関係による継承が行われているため、日本史に登場する氏族や元皇族の方々がメンバーとして名を連ねているそうです。タイトルにも上がっている「安岡正篤」も八咫烏のメンバーの一人で、その中でも「大鳥(金鵄)」とされ「昭和の裏天皇」と呼ばれていました。
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