地球外生命体

【timetraveler2582】UFO情報に未来警鐘|タイムトラベラー(時間旅行者)が現代に与える影響について

タイムトラベラー(時間旅行者)は、国家政府の極秘計画を知らせるために現代にやって来るのかも知れません。この記事ではジョン・タイターやtimetraveler2582なる人物について紹介する他、彼等が与えた影響についても記していますので参考にしてください。

タイムトラベル(時間旅行)とは?

タイムトラベルとは、時空を超えて現在とは異なる世界へと移動する行為を指します。一般的なタイムトラベルでは、過去から未来の時間軸のうち、自分で年代や場所を指定して移動することが可能です。

似た言葉でタイムスリップというものがありますが、こちらは自分で行き先を決めることは出来ません。タイムスリップの多くは本人の意図しないタイミングで突発的に発生するため、もはやハプニングと言える状態なのです。

タイムトラベルとタイムスリップの大きな違いは、明確な意図を持ってそれを実行しているのかどうかという点でしょう。

ジョン・タイター(後述)がしたとされるのがタイムトラベルで、浦島太郎がしたとされるのがタイムスリップです。

ちなみに『時をかける少女』でお馴染みのタイムリープという言葉は、過去や未来に存在する自分の身体に意識だけが移動することを言います。大ヒット中の『東京卍リベンジャーズ』の主人公がするのもタイムリープです。

私達の暮らす日常にはしばしばタイムトラベラーを自称する人物が現れ、多くの関心を惹きますが、彼等は決まって人類への警告や未来の世界情勢についてメッセージを残して去って行きます。

タイムトラベラーは未来から来ることが多い

時間旅行者は未来からやって来ることがほとんどですが、それはなぜでしょうか。理由として最も多いのは「未来ではタイムマシンの開発に成功し、時空間移動が可能になっているから」というものです。

たしかに2023年現在において、過去から来たというタイムトラベラーの話は聞いたことがありませんし、タイムマシンもまだ(表向きには)完成していないことになっています。

また、仮に過去からのタイムトラベラーが現れたとして、彼等が注目を浴びるチャンスは少ないでしょう。過去の出来事は、調べればある程度の情報は得られます。興味を惹くには物足りなく神秘性も薄いことから、話題にならない可能性が高いです。

(超古代からのタイムトラベラーであれば話は別ですが)

タイムトラベラー(時間旅行者)とされる人物

これまでに注目を集めた、タイムトラベラー(時間旅行者)とされる人物を紹介します。しかしこれらのタイムトラベラーは、あくまでも自称であり、その真偽を確認する方法はないということをご留意ください。

未来人ジョン・タイター

2002年、アメリカの超常現象を扱うチャット上に突如現れ「自分はフロリダ出身のタイムトラベラーであり、2036年から来た」と告げました。

彼の目的は、将来世界で起こりうるコンピュータ誤作動トラブルを回避するための、材料の回収でした。その材料を作るためのカギが、一時期にのみ生産されていたコンピュータにあると言うのです。

ジョン・タイターは自らが乗ってきたというタイムマシンの図を公開したり、近未来についてのいくつかの予言を残したりしたのち「帰還準備が整った」として行方をくらまします。

ジョン・タイターの話はいずれも真実味があったことから、彼を本当のタイムトラベラーだとして心を躍らせる人々が続出したのです。ジョン・タイターの存在は各局の超常現象番組で取り上げられ、書籍化されることになります。その後、彼を探しているという人物(他のタイムトラベラー)まで登場するほどでした。

しかし残念ながら近年、ジョン・タイターの物語はフロリダ在住の弁護士と、その兄弟にあたる計算機科学者の二人による創作だということが判明しています。

西暦2582年から来た、TikTokの未来人

2021年、「timetraveler2582」というアカウント名でTikTokに登場した人物は、未来について意味深な予言を残しています。

  • 2022年 エイリアンとの最初のコンタクト
  • 2022年 スコットランドの伝説の怪物発見
  • 2023年 月面基地の建設
  • 2023年 アメリカの科学者が北極圏で巨大な穴を発見
  • 2024年 初の火星有人ミッション成功
  • 2025年 巨大太陽フレアにより地球全域が闇に包まれる

 

中でも最も注目されているのが2026年に関する予言です。それは「2026年6月6日、世界は3日間の暗闇に包まれ、恐怖の時代が到来する」というもので、タイムトラベラー2582は、その3日間、絶対にしてはならないことも警告しています。

2026年6月6日からの3日間、絶対に守るべきこと

  • 家中のドアや窓をすべて閉じて固定すること
  • ろうそく以外の人工照明を使用してはならない
  • 絶対に窓の外を見てはならない
  • ドアや窓をノックする音が聞こえても反応してはならない
  • 外で何が起こっているのか確かめようとしてはならない
  • 家の外で誰かと交流しようとしないこと

 

これらの怖ろしい警告に添えて「もし、あなたが家の中もしくは視界の隅に、得体の知れない何かの影を見たとしても…」とも告げているのです。

もちろん、この予言については、フェイクや創作の類に過ぎないと言う声が大半ではあります。しかし絶対に起こらないとは限らない、というのもまた事実です。

もしも、このようなことが本当に起こったとしたなら、今この文章を読んでくださっている皆さんが持つ「得体のわからない何かを知ろうとする欲望」が仇となってしまうかも知れません。

タイムパラドクス(時間の逆説)という問題について

タイムトラベルという現象を扱う際に避けて通れないのがタイムパラドックス(時間の逆説)です。タイムパラドックスとは、タイムトラベルした先での干渉行為が過去や未来に影響を及ぼすことを意味します。

よくあるタイムパラドックスの例

  • 過去にタイムリープ(もしくはタイムトラベル)して事件・事故を未然に防いだ結果、出逢うはずだった人物に出逢えなくなってしまった
  • 過去にタイムリープ(もしくはタイムトラベル)して事件・事故を未然に防いだが、異なる方法で同じようなことが結局起こってしまった

 

アニメや映画といった映像作品やマンガなどで描かれるタイムトラベルものには、このタイムパラドックスの描写が不可欠です。

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