政府の陰謀

共存か支配か|人工知能(AI)が人類を超えていく可能性について

経費・支出の増加

AI(人工知能)が今後より一層、身近なものになっていくのは自然な流れと言えます。いずれ誰もがAIを扱えるようにならなければ生活できない世界が訪れるでしょう。そのときに必要なシステムすべてが、無償で配布される保証はありません。

シンギュラリティ|AI(人工知能)が人間の知能を超える日

シンギュラリティ(技術的特異点)という言葉を最近よく聞くようになった方も少なくないでしょう。これは簡単に言えば、「人間の知能レベルを凌駕する人工知能が生まれるタイミング」という意味です。

シンギュラリティは2045年までに訪れると言う人もいれば、既に始まっていると言う人もいます。AIの進化は当初の予定より、ずっと早く進んでいると言えそうです。

AIがAIを支配する未来

現時点においては、人類はAI(人工知能)をひとまず安全かつ的確にコントロール出来ていると言えるでしょう。

しかし人類の歴史を振り返ってみると、最初は善良な目的で生み出されたはずのものが、後に世界を揺るがすほどの脅威になったという過去があるのも確かです。この流れを人工知能に置き換えて考えてみたとき、怖ろしい想像が浮かびます。

もしも今後、初期に開発された安全かつ適正な機能を持つAIが淘汰され、巨大な支配力と権限を持ったAIが現れてしまったとしたらどうでしょう。何らかの突然変異によって独裁ロボットとも言える存在が生まれてしまえば、人類のコントロールはほぼ不可能になるかも知れません。

そしてこれは、例えその独裁ロボットが最高レベルの機能を持った善良なロボットであったとしても、同じことが言えるのです。

まとめ

この記事では、AI(人工知能)普及の裏には人類支配に向けた計画があるのではないか、という説について探求しました。

社会の良心や道徳を思えば、悪意を持って開発されるAIのほとんどは、ハイレベルなセキュリティAIによって駆逐されるはずです。そのため、日常を過ごすうえで過剰に心配したり不安がったりする必要はないでしょう。

より警戒すべきなのは、善意を持って開発された高精度のAIが、何らかのトラブルによって脅威に転じてしまうことです。完全に信頼しきっているものが絶対的な不安要素と化したときの人類の動揺は、如何ばかりのものでしょう。

1 2
Share: