人の夢は終わらない!今も世界のどこかに眠る伝説の隠し財宝は日本にもあるかも
今も世界のどこかに眠る伝説の財宝7選
現在もまだ、世界のどこかに眠っていると言われる秘宝を幾つか紹介します。おおまかな年代も添えておきますので、時代背景を想像しながらロマンに浸ってみるのも楽しいでしょう。
1.世界最大の財宝船サンミゲル号ら4隻
1700年代、スペインで王位継承戦争が続いた時期にバミューダ海域に沈んだとされる財宝船団。12隻の船団には、フェリペ王が公女と結婚して国家財政を立て直すための莫大な財宝(アメリカ大陸から略奪したもの)が積まれていました。しかし航行中に巨大なハリケーンに襲われた船団はほとんどが大破し沈没。バミューダトライアングルと呼ばれる魔の海域に沈んでしまったのです。
その後、積み荷の半分程度は回収されたものの、未だにエルセニョールサンミゲル号ら4隻は行方がわかっておらず、海底には数百億円を超える財宝が眠っているのではないかと言われています。
ちなみに、既に発見された財宝の中には推定2億円を超える「女王の黄金のアーク」というものもあるそうです。
2.徳川埋蔵金
江戸時代末期の1867年、大政奉還(政権を天皇に返上すること)の際に、徳川家が密かに隠したとされる埋蔵金。それは徳川慶喜が幕府再興の日のために蓄えた軍資金であり、現在の価値で約20兆円超にもなる額でした。一時期、テレビで埋蔵金の探索特番が競って組まれたほど有名な財宝です。最も有力な候補地として群馬県赤城山があげられている他、千葉県沖に沈んだ蒸気船とも言われています。
3.キャプテンキッドが残したとされる財宝
17世紀に名を馳せた伝説の大海賊キャプテンキッド。1701年、ロンドンのテムズ川沿いで絞首刑が執行される際に、キッドは財宝を隠していることを明かしました。
キャプテンキッドの財宝の隠し場所としてあげられている候補地のひとつは日本にあり、トカラ列島に浮かぶ人口120人ほどの「宝島」内の観音堂と大鍾乳洞ではないかと言われています。隠されている可能性のある財宝はキッドの全財宝のうちの一部であるものの、その額は当時の価値で1億ドル相当に及ぶとのことです。
4.エカテリーナ宮殿の琥珀の間
1700年代、ロシアのサンクトペテルブルクにあるエカテリーナ宮殿に造られた、その名の通り部屋全体が琥珀で装飾された一室のこと。エカテリーナ2世は琥珀の間をこよなく愛していたと言いますが、第二次世界大戦中にナチスドイツ軍の進撃を受けた際に、琥珀の間の装飾の大半が略奪されました。さらにはイギリスからの空爆により、残存していたものも破壊されてしまったのです。
現在、琥珀の間は復元され一般公開もされています。しかし実は、破壊し尽くされたと思われていた本物の琥珀の間が今もドイツの地下深くに残っていて、存在を隠されているのではないかと言われているのです。
5.モーセの契約の箱(アーク/聖櫃)
有名な映画『インディ・ジョーンズ』にも登場した、失われたアーク(聖櫃)。別の名を契約の箱と言い、古代イスラエルから姿を消した伝説の宝です。契約の箱にはモーセが記したとされる「十戒」を刻み込んだ石板を含め金銭価値8000億円にも相当する秘宝が封じられているとされています。
その有力候補地は何と日本に在り、徳島県剣山だと言うのです。不思議なことに剣山では契約の箱を想起させるようなお祭りが毎年開催されており、過去にGHQやイスラエル国家機関も剣山を訪れたということからも信憑性は高いと言えるでしょう。
6.テンプル騎士団の財宝
テンプル騎士団は、聖地エルサレム巡礼者を守護する目的で編成された騎士修道会。フランス王室を始め数々の王侯貴族から支持を受けていたテンプル騎士団は、特権(国境の自由、税金免除、公共以外への服従の免除など)を与えられ自由に活動することが許されていました。
たちまち勢力を拡大した後は、財政管理まで担うようになった騎士団でしたが、お金を貸していたフランスの情勢が傾いた途端、国から一斉逮捕されてしまうのです。
資金繰りに困っていたフランス王室は、テンプル騎士団の持つ莫大な資金を横取りしようとしていました。この件を巡って、テンプル騎士団は騎士団長のジャック-ド-モレー含む数百人が拷問・処刑されています。
しかし、テンプル騎士団の金庫には何も残されておらず、莫大な財宝は事前に逮捕を察知した誰かの手で持ち去られていたのです。財宝の行方はいまだ不明ですが、中には「聖杯」もあったのではないかと言われています。