政府の陰謀

誰のため?隠された歴史の裏にある不都合な真実とは

この記事では、政府が歴史の一部を隠蔽し、人々の目から隠れた真実を発見することを阻んでいるという説について探求します。もしも隠された歴史が存在するのだとしたら、誰が何のために情報統制を行っているのか考察していますので、ぜひ参考にしてください。

神話に隠された日本の歴史

日本の歴史において最も謎に満ちているのが、古代日本についてです。天皇家の祖となった「神武天皇」は日本神話に登場するアマテラス家系の末裔と言われています。神話にはしばしばファンタジー要素が入るものですが、日本はいわば神話/ファンタジーから始まった国と言えるのです。

「日本人の始まりは神様です」と言われているようなものなのですが、不思議と受け入れられ、今日に至っています。

神とは、誰を指す言葉なのでしょうか。実は日本人のルーツは、私達が想像しているよりも遥かに遠い地にあるのかも知れません。

禁書に記された【シュメール起源説】

1927年に発行され、戦後、GHQによって禁書にされた書籍『天孫人種六千年史の研究』(愛媛/大山祇神社元宮司 三島敦夫・著)。幻の書籍とも呼ばれたこの本には、古代日本に世界各地から様々な民族が渡航してきたという記録が残っています。

多様な民族のうち、シュメール系の人々の手によって日本の前身となる国が建設されたとのことです。ちなみにシュメール文明は、時間の発明や高度な天文学の知識・技術を持っていたと言われています。

(シュメール文明:現在のイラク南部地域で紀元前5500年頃に拓かれた人類最古の文明)

 

三島氏によれば、シュメール神話と日本神話に描かれている人類の起源には偶然とは考えられないほど多くの類似点・共通点が見られるとのことです。

例えば日本の古語にはシュメール語に翻訳できるものが幾つかある他、日本の古い呼び名と同義の言葉をシュメールでも使用していたなどがあります。

さらに天皇家の紋章である菊家紋と同じものが、シュメール王朝時代の王家の紋章として用いられていたことも明らかになったのです。

こうした類似点の多さから、日本の起源はシュメールにあるとする説が生まれました。しかし前述のとおり『天孫人種六千年史の研究』はGHQによって禁書にされています。なぜでしょうか。

その理由は、シュメール文明の祖であるアヌンナキが宇宙人だと言われているからかも知れません。アヌンナキはもともと地球にいた生命と交わり、宇宙人と地球生命体のハーフを生み出しました。これが人類起源のひとつの説として存在します。一般的に知られているような、人間は猿から進化したとするダーウィンの『進化論』とはあまりにかけ離れた説です。

つまりGHQが隠したかったのは、人類の歴史の起源が宇宙人だという真実なのかも知れません。

加えて宇宙人を起源とする民族は、自国アメリカではなく、日本を始めとした他の国々に散らばっているということに対する抵抗心があったとも考えられます。

歴史から消された教科書『初等科国史』

GHQは戦後、『初等科国史』という日本の歴史を伝える教科書も焚書しました。この書籍も前述した『天孫人種六千年史の研究』と同様、神話から始まる天皇家の興りと遍歴を綴っています。ただしこちらには宇宙人が出てきません。

『初等科国史』は、古事記・日本書紀を土台にした浪漫譚と教養に溢れる教科書であり、小学校で使用されていました。日本に根付く大和魂と神話性を伝える本書がなぜGHQによって禁書とされたのでしょうか。

それは戦時中の日本軍の自己犠牲的な精神性と強靭さに、アメリカが恐れ戦いたためではないかと言われています。一度、歴史から消された『初等科国史』ですが、実は2019年にハート出版によって復刻され入手可能になっているようです。

誰も知らない【空白の4世紀】

空白の4世紀とは、西暦266年から413年までの147年間を指します。邪馬台国の女王卑弥呼の後継者にあたる台与(とよ)が治めた時代から、古墳時代中期の倭王、讃(さん)までの時代です。

この147年の間に、日本の文明・技術・体格などが飛躍的に発展したわけですが、それらをどのようにして成し遂げたのかについては明らかにされていません。当時をひも解くための資料や考古学的な遺物を見つけるのが困難であるからです。

空白の4世紀と呼ばれる時代に、多くの渡来人が日本を訪れたこと、そして文化的側面から日本の発展に大きく関わったことは明らかにされています。空白の4世紀に大勢の渡来人が日本を訪れたことによって日本という島には海外の文化が伝わり、生活の豊かさや技術の躍進などといった大きな恩恵をもたらしました。

渡来人が押し寄せてきた理由としては、世界規模の異常気象による影響なのではないかと予想されており、もし異常気象がなかったならば日本の発展はもっと遅れていたことだろうとのことです。

しかし現在それ以上の調査は出来ないようになっています。

…空白の4世紀をひも解くための重要なカギとして、仁徳天皇陵などの墳墓を調査するのが近道と言えるでしょう。しかし歴代天皇の墳墓に関する資料は宮内庁が厳重に管理しており、学術調査という名目であっても勝手に墳墓を暴くことは出来ません。

このことから、宮内庁は何か不都合な真実を隠しているのではないかと言われています。それは天皇家の存在そのものを揺るがすような重要な秘密かも知れません。

まとめ

この記事でまとめた内容を鑑みれば、隠された歴史を知るためには、どうやら国家政府が許可した情報だけを頼りにひも解く必要がありそうです。

隠されていることの裏には、それを知られたくない誰かの不都合な真実があるのでしょう。賢くなられたら困るから、少ない情報で誤魔化そうとするのかも知れません。

しかしいずれ、あらゆる秘密が浮き彫りになり、真実が解き明かされる日が訪れるはずです。そのとき、世界の常識は覆るのかも知れません。

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