政府の陰謀

人の夢は終わらない!今も世界のどこかに眠る伝説の隠し財宝は日本にもあるかも

7.黒ひげエドワード・ティーチの財宝

17世紀に名を轟かせた悪名高き海賊、通称「黒ひげ」ことエドワード・ティーチ。彼はアメリカのノースカロライナ各地に金銀財宝を隠したと言われており、1930年代にはノースカロライナの浜辺で金貨のぎっしり詰まった釜が3つ発見されました。

残念ながらその後に起こった洪水により金貨の行方は分からずじまいですが、これこそ「黒ひげ」が隠した財宝の一部だと言われているのです。

さらに1996年にはこの海域で沈没船が見つかり、黒ひげの船「クイーン・アンズ・リベンジ号(アン女王の復讐号)」だと公式に特定されています。中から見つかったのは黒ひげが他の船から略奪したと思われる物資でしたが、しかしやはり決定的な証拠となる金銀財宝はほとんど見つかっていません。

実在が確認された伝説の財宝

これまで多くの探検家や専門機関が探索調査を行ってきた、世界各地の伝説の財宝のうち、近年発見され公式に認められたものを見ていきましょう。

ロッキー山脈|美術商が仕掛けた宝さがし

美術商が2010年に出版した自伝に記された24行の詩は、ロッキー山脈に隠した財宝のヒントになるものでした。過去十年に渡って多くの探検家や登山家が探索に出向き、中には命を落とした者もいたとされています。

2020年にある男性に発見された秘密の宝は、金塊やルビー、エメラルドなどの宝飾品で、およそ1億1000万を超える値打ちがあるとのことです。

難破船「驚異の聖母号」の財宝

17世紀バハマ沖に沈んだとされる伝説の財宝船「ヌエストラ・セニョーラ・デ・ラス・マラビーヤス(驚異の聖母)」号。スペインの2階建てのガレオン船で、王室関係の資金や私有財産を積んでいたとされています。

2022年に発見され、多くの金銀財宝が回収されました。艦内から見つかったのは、エメラルドと金で組まれたペンダント・純銀の延棒・真珠・175センチにも及ぶ金の鎖・銀製の剣の柄などです。

国家機関は財宝の隠し場所を既に把握済み?

ここまで夢とロマンを感じる財宝を幾つか紹介してきました。世界には今も発見されずに眠っている伝説の宝物が数多く存在します。いずれも、発見されれば一国の運命を左右しかねない程の莫大な富です。

もし仮に、強大な権力と情報網を持った国家機関がその気になれば、財宝の隠し場所くらいは容易く推測できるのではないでしょうか。秘密裏に雇われたトレジャーハンターがいたとしても不自然ではありません。

国家政府や秘密組織が、候補地を既に探索済みの可能性は大です。さらに言えば、国家政府が他のトレジャーハンター達よりも先に財宝を発見した場合に、その事実を隠蔽することは難しくないでしょう。

(これは個人での探索でも言えることですが、実際の財宝の量よりも少なく公表したり、違う場所に埋め直すなどといったことはよくあります)

他の可能性としては、実在は確認済みであるものの、発掘・採掘・引き上げが難しい財宝もあるでしょう。

金銀財宝と言えど、とてつもなく巨大なものや重量のあるもの、繊細で壊れやすいものも存在するはずです。この場合、回収せずにその場所で保管を続けたほうが状態保存に好都合という場合もあり得ます。

まとめ

この記事では、現在もなお世界のどこかに眠るとされる伝説の隠し財宝について探求しました。夢とロマンにあふれる宝の話は、いつの時代も人々の心を魅了してきたことでしょう。

スティーブンソンの小説『宝島』や映画『インディ・ジョーンズ』にインスピレーションを与えたとされる財宝も紹介しました。また、財宝の隠し場所の候補地に、日本があげられていることに驚いた方もいることでしょう。

スリルと危険は付き物ですが、財宝が見つけられたならば一攫千金も夢ではないかも知れません。

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Tags財宝
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