衝撃!全世界のわずか1%しかいない超富裕層によって世界の富は支配されている?
ベーシックインカムを採用している国
ベーシックインカムは現在、アメリカ・ドイツ・イタリア・オランダ等の国で試験的に運用されています。過去にはフィンランドでも実施されました。いずれも、無条件にというわけにはいかず、何らかの審査基準や受給条件をクリアした人のみが利用できるものです。
つまり、本来の意味でのベーシックインカムが成功している国は現時点でまだありません。
日本におけるベーシックインカム導入への期待と現状
日本におけるベーシックインカム導入を期待する声は数年前から高まり続けています。序盤でふれたように、避けようのないコロナ禍を全国民が経験したということも大きかったかも知れません。
コロナ禍が明けて自由意思での旅行を再開できるようになってきたものの、そこで経済を回すのは生活に余裕のある富裕層がやはり多く、経済的に困窮している人は旅行どころではありません。
国から一時的な給付金を貰った場合にも、新たな仕事を探したり、滞っていた支払いを済ませたりするなど生活を立て直すので精一杯という現実があるわけです。
そのためベーシックインカム導入を今か今かと待っている人は少なくないでしょう。しかし残念ながら、(デメリットの項目でもお伝えしたように)財源の確保と制度の維持をどうするかという問題に突き当たります。
コロナ禍の給付金と同様に、一時的なベーシックインカムであれば実現しやすいかも知れませんが、莫大な資金を毎月捻出するとなれば簡単な話ではありません。
もし日本で実現できるとしても数年先のことになりそうです。
まとめ
この記事では富裕層と呼ばれる人々が世界の富を支配しているというテーマを探求しました。それらは真実であり、私達をとりまく現実です。
トマス・ペインが提唱した「富の再分配」。本来の意味でのベーシックインカムが導入されるまでは、富裕層には経済を大いに回していただくとして、その他の層に位置する人は個人でのセルフベーシックインカム検討・実施準備をしておいた方が良いかも知れません。