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【予言】当たると話題のイルミナティカードに描かれた歴史に残る出来事

重大な出来事を予言していると話題の「イルミナティカード」について解説します。予言の内容や、イルミナティカード出版の背景についても紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

1.イルミナティカードとは

イルミナティカードとは、秘密結社イルミナティをゲーム化したプレイングカードで、アメリカのSteve Jackson Games社により製造されました。

各プレイヤーが互いに競いながら、自分の持ち場(組織)に相手の札(小組織)を引き込んでいき、一定数に達した場合に勝ちとなるルールです。

イルミナティカードの初版セットが発売されたのは1982年のことでしたが、その翌年には3種の拡張パックが発売されました。

なぜそのような、よくあるカードゲームが話題になっているのかというと、イルミナティカードには幾つかの「重大な予言」が描かれていると噂されるからです。

2.イルミナティカードに描かれているとされる予言

  • 「Bank Merger」:ユーロ通貨の登場(1995年)
  • 「Princess Di」:ダイアナ妃の事故死(1997年)
  • 「Terrorist Nuke」:9.11同時多発テロ・ワールドトレードセンター(2001年)
  • 「Pentagon」:9.11同時多発テロ・アメリカ国防総省(2001年)
  • 「Savings and Loans」:リーマンショック(2008年)
  • 「FOREIGN AID」:仮想通貨の登場(2009年)
  • 「Tidal Wave」:3.11東日本大震災・津波(2011年)
  • Pizza for the Secret Meeting」:人身売買ピザ・ゲート事件(2016年)
  • 「Enough is Enough」:トランプ大統領の出現(2017年)
  • 「Plague of Demons」:COVID-19パンデミック・武漢のホテル(2020年)
  • 「Lab Explosion」:COVID-19パンデミック・武漢研究所(2020年)

 

イルミナティカードは全部で551枚もあると言われていますが、歴史に残る重大な出来事を予言していたとされるものは上記のとおりです。

いずれも、こじつけだと言ってしまえばそこまでですが、トランプ元大統領やダイアナ元妃については外見の特徴が酷似しています。

また、他の事件や事故についても、該当するカードを目にした人であれば誰でも、その出来事をイメージ出来てしまうものばかりといったような印象です。

3.イルミナティカードの予言は「当たる」のか

前述のとおり、イルミナティカードは全部で551枚もあるとされていることから、「数を打てば当たる」と言えなくもないでしょう。

しかし、イルミナティカードの予言が当たると言われる理由として「どのように考えてもそれにしか見えない」と感じさせるパワーを持っていることです。

まるで、すべてをわかっている何者かが意図してカードを作ったのではないかと感じるほどのインパクトがあります。

4.イルミナティカード出版の背景

1982年、米スティーブ・ジャクソン・ゲームズ社の社員が、小説『イルミナティ』三部作に影響を受け、ゲーム化を計画しました。

この小説『イルミナティ』三部作は、1972年、アメリカの神秘主義者ロバート・アントン・ウィルソンとロバート・シェイの手で執筆されたものです。

当初は、小説のエピソードをゲーム化する予定で話が進んでいたものの、ゲームとして成立させるには複雑さに欠けていました。

そこで小説そのものではなく、物語の元となった秘密結社「イルミナティ」そのものをゲーム化することになったのです。もっとも、イルミナティカードゲームが後年これほどまでに注目を浴びることになるとは、当時は誰も考えていなかったでしょう。

小説『イルミナティ』三部作の著者の反応

イルミナティカードがゲームとして発売された後、小説『イルミナティ』三部作の著者はそれぞれ異なる反応を示しました。

著者のひとり、ロバート・シェイは1983年、このゲームの解説書にコメントを寄せています。それはこのゲームの背後にイルミナティの存在があることを示唆するものでした。

シェイ自身がイルミナティの人間であったのか、あるいは、小説の内容以上の強いメッセージ性をゲームから感じたのかについては明らかにされていません。

一方で、もう一人の著者であるロバート・アントン・ウィルソンは、小説を元ネタにゲーム制作をされた件について「著作料を支払われていない」と苦言を呈しています。

5.イルミナティカードは現在でも入手可能か

イルミナティカードは現在「1994 Illuminati New world order」というパッケージタイトルで流通・販売されています。Amazonやr楽天市場などで誰でも購入可能です。

ブースターパックという拡張パックは比較的安価で販売されていますが、セット購入については十万円超えの高値で取引されています。

もっとも、フルセットとなれば500枚を超えるデッキですから、高値がつくのも当然かも知れません。特に今回ご紹介したような「予言」を想起させるカードは人気となっている印象です。

6.まとめ

秘密結社「イルミナティ」を題材に制作されたイルミナティカードは、最後に発行された1995年までに500を超える数のカードが登場しています。

単純にプレイングカードとして見た場合であっても、551枚も種類があってはプレイするのに苦労しそうな印象です。

イルミナティカードの予言が当たるという噂については、「当たっているように見える」という表現がふさわしいかも知れません。描かれているモチーフが、実際の人物や事象に酷似しているためです。

そのためイルミナティカードには、私達がまだ現実として体験していない「未来」が示唆されている可能性も大いにあると言えるでしょう。

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