政府の陰謀

メディア洗脳の恐怖!マスコミを使った情報操作と日常生活への影響

ほとんどの人は普段何気なくテレビや新聞といったメディアに触れています。そしてその情報の中身を疑うこともなく受け入れているでしょう。でも、もしメディアが私たちを洗脳するためのツールだとしたら?この記事では以下の内容について触れています。

メディアとマスコミの役割について

五感への訴求

私たちの五感は、外界の情報を脳に伝えるための受信機です。視覚、聴覚、臭覚、味覚、触覚がその役割を果たします。中でも、情報を最もリアルに感じさせるのは視覚情報。すなわち「見る」ことです。イメージ映像に加えて言語(テロップや見出し)を組み合わせます。そうすることで、少ない時間で分かりやすく視覚情報を与えることができますよね。もちろん、パソコンやスマホ、新聞も同様です。

流行作りの土台に

私たちはテレビやスマートフォン、パソコンのモニター越しに見る現実を「本物」と感じてしまう傾向が。テレビ業界では「プロダクト・プレイスメント」と呼ばれる広告手法が古くから存在します。例えばドラマの中で、高層マンションの一室で贅沢な生活が繰り広げられる様子を何度も流したら?高級マンションからの眺めは「成功」「幸せ」と結びつけられ、私たちはその情景を思い描いて羨望の眼差しを向けることでしょう。ですが、これらの撮影に使用されるものは企業やメーカーから提供されています。企業にとって非常に効果的な宣伝効果となりますが、これもメディア洗脳と言えるでしょう。

メディアによる洗脳・情報操作の例

メディア洗脳の恐ろしさを知っておきましょう。マスコミは私たちの意識や行動に大きな影響を与える力を持っています。以下では、メディアによる洗脳・情報操作の例を3つご紹介。

【1. 情報の選択と編集】

メディアは情報を選択し、編集することで意図的な情報操作・洗脳を行います。一部の情報を強調し、他の情報を無視することで、特定のイメージや意見を形成させるのです。例えば、特定の政治家を非難する記事ばかりを大々的に報道することで、その政治家への不信感を植え付ける効果があります。

【2. 感情の煽り立て】

メディアは感情を煽り立てる表現や映像を使用することで、視聴者の共感や共鳴を引き出すんです。緊迫感ある音楽や劇的な映像、感情的な言葉を使うことで、情報をより強く受け入れさせる効果があります。これにより、客観的な判断が難しくなり、感情に基づいた意見形成が促されることに。感情を煽られた視聴者は「私刑」を行いやすくなるのです。

【3. 一方的な情報提供】

メディアは一方的な情報提供を行うことで、多様な視点や意見を欠如させることがあります。特定の専門家や立場の人物の意見だけを紹介し、他の意見を無視することで、視聴者に特定の思考パターンを押し付けることに。このような情報の偏りにより、客観的な情報収集や判断が制限されます。

【4.スケープゴート(身代わり)】

2020年5月、検察庁法改正案が注目され、この法案は黒川検事の任期に関係なく話題になりました。マスコミは黒川検事の賭けマージャンや権力との癒着を何度も報道。そして、芸能人たちもツイッターで問題提起しました。それに乗せられた人々が改正案を糾弾したのです。しかし、この騒動の際、国会では「スーパーシティ法案」が成立。スーパーシティについての意見は分かれるでしょうし、生活に直結する問題なので反対派もいるでしょう。一方、検察庁法は生活に直接関係しないため、抵抗も少なく、廃案になっても問題ないかもしれません。本命の目くらましのため、別の情報で騒ぎ立てるスケープゴートもメディア洗脳の一例です。

メディア洗脳の影響

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メディア洗脳の恐ろしい影響を考えてみましょう。以下では、実際の事例を交えながら、メディア洗脳がどのような影響を与えるのかを3つのサブコンテンツでご紹介します。

【1. WGIPと戦争の歪曲】

過去の戦争において、連合国が行った「WGIP(War Guilt Information Program)」により、敗戦国のドイツや日本に対して自国の戦争責任が強調され、敵視されるような情報が広まりました。このようなメディア洗脳により、歴史の解釈が歪められ、人々の認識が歪んでしまったのです。

【2. 新型コロナウイルスワクチンとマスクの錯覚】

メディアが新型コロナウィルスワクチンやマスクの効果を強調し、安全性や必要性を訴える一方、異なる意見や科学的なデータは軽視されることがあります。これにより、人々はメディアの情報に疑問を持たず、錯覚された安心感や信頼が生まれてしまいました。今現在もワクチン被害者の訴訟問題はあまり話題にならず、感染者のニュースばかりが目立ちますね。

【3. 芸能ニュースと政治の隠蔽】

マスコミが芸能人の不倫やスキャンダルを大々的に報道する一方で、同じタイミングで国民にとって重要な法案が可決される場合があります。これにより、人々は不倫ニュースに注目し、政治の本質的な問題や法案の影響について十分に議論されないまま、意識がそらされてしまう事に。このような手法で、国民の目が逸らされることで、影響力のある法案がスルーされることがあるのです。

まとめ

ここまでメディア洗脳の仕組みや実例に触れてきました。メディアによる洗脳は、私たちの日常生活や社会に大きな影響を与えています。情報の歪曲、感情の操作、ウソの拡散など、様々な手法が使われていますね。このような問題を克服するためには、メディアリテラシーの向上が重要です。複数の情報源を参照し、批判的な思考を持つことで、メディアからの情報を正しく判断しましょう。

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