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検証!新型コロナの中国起源説について | 陰謀論は結局どうなのか

新型コロナの起源については様々な説がささやかれておりますが、現在、新型コロナウイルスの起源については、まだ完全に解明されていない状況です。この記事ではどの主張も公平な目で検証していきたいと思います。

新型コロナの起源はどこ?様々な説について

新型コロナウイルスの起源に関する論争は未だに決着がついておりません。一体どんな説が囁かれているのでしょうか?代表的なものをいくつかピックアップしました。

武漢市場から

新型コロナウイルスの起源について有名な説の1つは「武漢市場で販売されていた動物がウイルスの元となった」とするものです。要約すると以下のような内容となります。

・市場では様々な野生動物が密集して販売されていた

・ウイルスはコウモリから他の動物に感染し、市場で販売された動物に感染

・ヒョウモントカゲモドキ、穴子、タヌキが感染源と指摘されている

・最初の症例が市場と関係していたことが根拠

・科学的証拠が不十分で議論が続いている

・研究者はこの説を支持するか、別の説を提唱するために研究中

武漢研究所から

新型コロナウイルスの起源に関するもう一つの説は、武漢市にあるウイルス研究所からの漏洩が原因であるとする説です。

・研究所ではウイルス研究をしている

・中国政府は研究所に巨額の予算を投入している

・アメリカ政府もこの研究所に資金援助を行っている

・最初の症例と市場との関係が不明

・ウイルスの遺伝子には人工的な特徴があるとされる

・新型コロナウイルスの元となったウイルスには特許がある

・アメリカ政府によって特許を取得されている

・特許は2019年よりも前に取得

・アメリカにある研究所から中国に持ち込まれた可能性も

・研究所からの流出説を最初に指摘したのはアメリカ

・この説は科学的証拠不十分で批判もある

コウモリ由来の自然変異

新型コロナウイルスの起源に関するもう一つの主要な説は、自然変異によって生じたものであるという説。

・コウモリ由来のコロナウイルスが別の動物を介して人間に感染したと考えられる

・自然変異説では動物市場で密集した動物から感染したとされる

・中間宿主が不明であり、詳細な解明が必要

・WHOは「研究所からの流出説の可能性は最も低くコウモリ由来が最も高い」と発表

・現在も研究が進められている

 

そもそもウィルスではなく蛇毒

この説は新型コロナはウィルスであるという前提が間違っているというもの。以下はこの説を要約したものです。

・大手メディアが新型コロナによるパンデミックの原因をウイルスと信じ込ませた

・「人々がウイルスで亡くなっている」という前提自体が違う

・感染症や自然変異のものではなく薬害である

・薬を服用した後に多臓器不全や敗血症性ショックとなる人がいた

・レムデシビルという治療薬に蛇毒を使った成分が含まれている

・コウモリ以外の発生源の可能性はファクトチェックされコウモリ起源説に誘導された

・中国国内の科学者は「そもそもコウモリは冬眠中のためありえない」と主張した

・武漢で病気になった人たちの抗体の遺伝子配列はコウモリではなく蛇に似ていることが判明

・最も似ていたのは2種類の蛇(チャイニーズクレイトとキングコブラ)

・抗体の遺伝子配列を特定した生物学者はその後銃殺されている

なぜ色んな説が?

新型コロナウイルスの起源に関しては、様々な説が出ており、未だに解明されていない状況です。これは以下のような可能性が考えられます。

① 感染源が自然界の場合は特定するのが困難

新型コロナウイルスが感染源となった動物の種類や場所を特定するのは、非常に難しいです。自然界には様々な生物が存在しており、そこから感染源を特定するには時間や労力がかかります。

② 情報が不透明な中国政府の姿勢

新型コロナウイルスが最初に発生した中国での情報公開は不透明で、それが調査の進展に悪影響を与えておりました。特に、最初に発生したとされる武漢での情報公開は遅れ、公式発表された情報が信頼できるかどうか疑問視されることも。

③ 研究の進展が追いついていない

新型コロナウイルスは、他のコロナウイルスとは異なる点が多く、まだ十分に研究されていない部分があります。そのため、起源に関する情報が不足していることも一因のようです。

④真実を分かりづらくするため

新型コロナウィルスの起源について正しい説を知られたくない側が、フェイクとして他の説を沢山流してどれが真実か分かりにくくするという意図も。

私たちはどう向き合えばいいか?

新型コロナウィルスの起源は今現在特定されておりませんが、様々な起源説ごとに向き合い方は変わるはずです。ここでは起源説ごとの向き合い方の一例を説明します。

起源が武漢市場であった場合

  1. 「人との距離をとる、マスクを着用する、手洗いを徹底する」などの感染予防策を実行

  2. ワクチン接種

  3. 政府の指導に従い自宅待機や外出制限を実施

これらの対策は現実に採用されましたね。2023年現在、果たしてこの対策は効果的だったでしょうか?効果的ではなかった場合、そもそもの起源が違うという可能性も。

起源が研究所からの流出だった場合

  1. ウイルスの研究や研究所での実験に対する監視体制の見直し

  2. 研究所の運営や管理に関する国際的な基準を策定・実施

  3. ウィルスやパンデミックは人工的に作ることが出来ると身構える

  4. 公的機関の主張を鵜吞みにせず自分で考える事が必要

もしこの起源説が真実だとしたら、これまでの価値観が180度ひっくり返ってしまいそうな向き合い方になりますね。

コウモリによる自然変異だった場合

  1. ウイルスとの共存を前提にする

  2. 感染症対策に基づく生活習慣を確立する

  3. 個人の衛生管理、社会全体の衛生管理、国際的な衛生管理の3つのレベルで感染症対策を強化する

自然変異だとしたらウィルスが存在するのは仕方ない、ウィルスだって生きていると受け止めて「誰もが感染する可能性がある」という前提で向き合う事になりそうですね。実際、新型コロナウイルス以外にもカビや細菌など様々な微生物は存在します。

そもそもウィルスではなく蛇毒だった場合

  1. FDAが承認した薬や治療法などは安易に信用しない

  2. メディアの情報に惑わされない

  3. 日頃の免疫力を大切にして治療薬に頼らない生活を

この起源説も真実だとしたら「医者や薬剤師は人々の命を救うための存在」「メディアは人々に危険を知らせるための存在」という前提自体が崩れてしまうため価値観のアップデートが必要になりますね。

まとめ

この記事では新型コロナの中国起源説について定説や陰謀論も含めて検証してきました。

以下はこの記事のまとめです。

・新型コロナの起源は2023年4月現在決着がついていない

・新型コロナの中国起源説自体が数ある説の中の一つである

・これまでの前提自体が嘘である可能性もある

結論が出ていない以上どんな可能性も否定せず公平に仮説や検証を行いあらゆる角度から真実を見つめていく姿勢が問われていると思われます。

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