政府の陰謀

【自己像幻視】ドッペルゲンガーの実在!分身として操っていた人物もいる!?

この記事では、一部の有名人や政治家は自分のドッペルゲンガーを目撃した経験を持っており、ときに別の人格を持った人物として活動している可能性について探求します。中には自分の意思でドッペルゲンガーをコントロールしていた人物もいるようです。ぜひ参考にしてください。

ドッペルゲンガーとは何か

ドッペルゲンガー(独: Doppelgänger)とは、自分と瓜二つのもう一人の自分を見る現象、またはその実体を指す言葉です。「自己像幻視」とも呼ばれる幻覚の一種に分類され、同時刻に違う場所に1人の人間が存在する超常現象とされています。

ドイツ語でドッペルは「二重の」という意味を持ち、ゲンガーは「歩く者」を意味することから直訳すると「二重の歩く者」という意味になるのですが、アメリカでは単に「ダブル」と称されることもあるようです。

ドッペルゲンガーに会うと死んでしまう、という噂を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。ドッペルゲンガーはこの世に3人いる、という噂もあり、この派生で「ドッペルゲンガー3回会うと死んでしまう」と言われるようになった説もあります。

3回という数字の由来については、「この世には自分と瓜二つの顔を持つ人間が3人いる」という通説と混ざった可能性が高いです。

ドッペルゲンガーの見分け方

  • 自分から数メートル以内、または自分の真横に自分が見える
  • 全身像が見えることは稀で、ほとんどの場合は顔か身体の半分くらいまで
  • 色がついていることはほとんどなく、基本モノクロ
  • 身振り手振りの他、歩いたりもするが派手な行動はしない
  • 言葉を発することはない
  • 平面的で立体感が乏しく、半透明のゼリー状のように見えることもある
  • 自分と関係のあるところに出現する

 

遭遇した人物が上記の項目に当てはまれば、ドッペルゲンガーと考えて良いでしょう。特徴を並べてみると、自分によく似た幽霊のようなイメージにも捉えられます。

ドッペルゲンガーに遭遇すると死んでしまう説

自分のドッペルゲンガーに遭遇すると死んでしまうという説については、検証しようがありません。たしかに過去、ドッペルゲンガーに遭遇した後に死んでしまった人もいるようですが、果たして遭遇したことが直接死因につながったのでしょうか。

身体的な病気の症状の一種で脳が錯覚を起こしたということもあるかも知れませんし、精神的に不安定な状態にあった可能性もあり得ます。

また、自分より先に周囲の人物が自分のドッペルゲンガーを目撃していた場合は、その知らせを受けたことにより動揺し、いつも以上に神経が過敏になるのも自然です。

自分のドッペルゲンガーをみたと公言する人物

ここからは、実際に自分のドッペルゲンガーを見たと公言する歴史上の著名人を紹介します。

ヨハン・ウォルフガング・ゲーテ

ドイツの作家。代表作に『若きウェルテルの悩み』『ファウスト』などがあります。ゲーテは21歳の頃に馬に乗ったドッペルゲンガーを見たそうです。その後、無事に成長し青年となったゲーテは、21歳の頃と同じ場所、同じ服装で馬に乗ることになります。彼が見たドッペルゲンガーは8年後の自分の姿だったというわけです。

エカテリーナ2世

18世紀ロシアの女帝。彼女が寝室で休んでいた、ある晩のこと、側近が「玉座の間に入っていくエカテリーナ二世を見た」と知らせに来ました。驚いた彼女が玉座を確かめにいくと、たしかにそこには幽霊のような姿をした自身のドッペルゲンガーが座っていたというのです。彼女は側近に、ドッペルゲンガーを撃つように命じ、その通りにさせました。このことが直接の死因となったのかは定かではありませんが、女帝エカテリーナ二世はその後まもなく亡くなったそうです。

エリザベス1世

イギリス女王エリザベス1世は、自分のベッドに死んだように横たわるドッペルゲンガーを目撃しました。ドッペルゲンガーという概念も存在しない頃ですから、女王から話を聞いた側近たちが驚いたのも無理はありません。そして彼女がドッペルゲンガーを見たと話し後すぐ、エリザベス1世は心身の不調により崩御したのです。

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