政府の陰謀

切り裂きジャックは王室関係者?野放しのシリアルキラーは政府・秘密組織の陰謀か

この記事では一部のシリアルキラーが、政府や秘密組織の極秘計画の一環で罪を犯しているという説について探求します。

シリアルキラーとは何か

シリアルキラーという言葉は一般に、異常心理にもとづいて一定期間に複数の殺人を繰り返す人物を指す言葉として使用される場合が多いです。

シリアルという言葉が「連続の」という意味を持つことから連続殺人犯をイメージしがちですが、FBIによれば殺人を目的に主体的な犯罪行為を行う者すべてをシリアルキラーと呼ぶとされています。

この言葉が最初に使われたのは1984年で、アメリカで36人もの女性を殺害した連続殺人犯テッド・バンディを指す適切な言葉がなかったことから、元FBI捜査官ロバート・K・レスラーが提唱しました。

世界を震撼させたシリアルキラー

その残忍さと衝撃性から世界中に名を刻んだシリアルキラー(一部)を紹介します。詳細は省略しますが、暴行という言葉には性的犯罪も含まれていることをご留意ください。

 

ジョン・ウェイン・ゲイシー

通称殺人ピエロ。1970年代に犯罪を繰り返し、映画「IT」のモデルにもなったと言われるシリアルキラーです。非常に知能が高く社会奉仕にも尽力していた人物でしたが、その裏で30人以上の若い男性を暴行・殺人していました。

 

アンドレイ・チカチーロ

通称ロストフの切り裂き魔。ウクライナの連続殺人犯で、1970年代後半から90年代にかけて50人以上もの人々を殺害したとされています。

ブルーノ・ルトケ

ドイツのシリアルキラー。ナチスが大頭していた1928年から1943年の混乱期に紛れて少なくとも51人の女性を暴行・殺害したとされる人物で、逮捕時には85人もの殺害自白をしています。ブルーノは逮捕後、処刑ではなく人体実験の被験者として扱われ、その延長で死亡しました。

ヘンリー・リー・ルーカス

少なくとも213人以上の殺害に関与していたとされる、アメリカのシリアルキラー。数百人を殺害したという本人の自白がありながら立証されたのはわずか4件だけだったと言います。

ペドロ・アロンソ・ロペス

通称アンデスの怪物。1970年代のペルーで女性100人以上を暴行・殺害した後、警官に逮捕されましたが逃亡を図り、エクアドルでさらに殺人を重ねた人物です。合計300人以上の女性が被害者となったとされています。

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